【大人の発達障害(ADHD /ASD)もご相談ください】

発達障害とは?

発達障害とは、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、マイペースすぎる、他人とのコミュニケーションが上手く取れない、といったことで多くは幼少時から小学生にかけて気付かれることがあります。しかし、症状には個人差が大きく、自身や親が発達障害に気付かず、ちょっと個性の強い方、ちょっと変わった方と思われて、特に学生時代には大きな問題とならないことも多いようです。
成長するにつれ大人になり、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、自分はどこか人とは違う、といった生きにくさを感じることがあります。そして、大学、専門学校や社会に出て、この対人・社会関係の悪さから、変な人、利己的、など様々な困難を抱え、二次障害としてうつ病、不安障害や身体症状が出現したり、場合によっては、アルコールや薬物依存といった手段で、この「生きにくさ」から逃れようと試みたりします。
ですが、発達障害はその特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人に合ったやり方で日常の生活や学校、職場での過ごし方を工夫することが必要なのです。

大人の発達障害の症状とは?

発達障害はいくつかのタイプに分類されており、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害、吃音(症)などが含まれます。同じ人にいくつかのタイプの発達障害が併発することもあり、そのため個人差がとても大きいという点があります。

自閉スペクトラム症(ASD)

人の顔(目を)見て話すのが苦手な人が多く、典型的には、相互的な対人関係の障害、コミュニケーションの障害、興味や行動の偏り(こだわり)の3つの特徴が現れます。自閉症スペクトラム障害の人は、近年では約100人に1~2人存在すると報告されています。男性は女性より数倍多く、一家族に何人か存在することもあります。

主な症状
  • 「相手の気持ちを察する」ことが難しい。
  • 集団行動が苦手で無理に合わせると苦しくなる。
  • 雑談では何を話してよいかわからなくなる。
  • 数名の集団での会話では話についていけなくなる。話に入っていけない。
  • 音や光、人に触れることに過敏。
  • 「空気を読む」ということができない。よくわからない。
  • 周りの人が普通にやっていることが、自分はなぜかできない。

注意欠如・多動性障害(ADHD:Attention Deficit Hyperactivity Disorder)

発達年齢に見合わない多動・衝動性、あるいは不注意、またはその両方の症状が現れます。男性は女性より数倍多いと報告されています。男性の有病率は青年期には低くなりますが、女性の有病率は年齢を重ねても変化しないと報告されています。多動・衝動性、あるいは不注意、またはその両方の症状のタイプ別の程度によって、多動・衝動性優勢型、不注意優勢型、混合型に分類されます。

主な症状
  • 一つの作業をやっていても他の作業が気になるとそっちを始めてしまい結局全部中途半端になってしまう。
  • 片づけるのが苦手。
  • 物音や話し声がするとすぐに集中が切れる、注意がそれる。
  • ゲームやネットに夢中になるとやめられなくなって気がついたら深夜や朝方になっている。
  • 「まとめて」「簡潔に」話すのが苦手
  • メールの文章が長くなる。段落をつけることができない。
  • 話の要点がわからない、まとめられない。

学習障害(LD)

全般的な知的発達には問題がないが、読む、書く、計算するなど特定の事柄のみがとりわけ難しい状態をいいます。
それぞれ学業成績や日常生活に困難が生じます。その結果として、学業に意欲を失い、自信をなくしてしまうことがあります。
有病率は、確認の方法にもよりますが2~10%と見積もられており、読みの困難については、男性が女性より数倍多いと報告されています。

主な症状
  • 計算が苦手で会計のときに戸惑う。
  • 数字の桁が増えてくるとわからなくなる。
  • 読むこと、もしくは書くことが苦手。

発達障害の治療とは?

大人の発達障害の場合、患者さんの特性や状態に応じた治療となります。うつ病、不安障害などの二次障害がある場合は少量の抗うつ薬、や抗不安薬などの気分安定薬や漢方薬などの薬物療法が用いられることもあります。

発達障害の主な治療薬とは?

抗うつ薬

  • 主に神経間のセロトニンなどのモノアミンの濃度を上げます。
  • 抗うつ作用(落ち込みを和らげる)、抗不安作用(不安を和らげる)、こだわりや強迫症状を改善するなどの効果が期待できます。
  • SSRI(ルボックス、デプロメール、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ)、SNRI(サインバルタ、トレドミン、イフェクサー)、NaSSA(リフレックス)など

抗精神病薬

  • 主にドーパミン受容体をブロックし、ドーパミンの作用を弱めます。
  • 興奮・易怒性などの改善にも効果が期待できます。
  • SDA(リスパダール、ロナセン、ルーラン)、MARTA(ジプレキサ、セロクエル)、DSS(エビリファイ)など

気分安定薬

  • 主に双極性障害(躁うつ病)の治療に用いられます。
  • 躁状態(興奮、気分高揚、易怒性)などを改善したり、気分の波を抑える効果が期待できます。感覚過敏に対して用いられることもあります。

ADHDの代表的な治療薬は、『ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)』『コンサータ(メチルフェニデート塩酸塩)』です。

ストラテラ(非中枢神経刺激薬)

  • 脳の神経には直接作用せず、ノルアドレナリン伝達物質の再取込み口(トランスポーター)の働きを邪魔します。その結果、ドーパミンの量を増やすことができます。
  • 一般薬扱いで、どの医師でも処方ができます。

コンサータ(中枢神経刺激薬)

  • 脳の神経に直接作用し、神経細胞にあるトランスポーターの働きを抑え、ドーパミンなどの再取り込みを直接防ぎます。
  • 日本では、認定を受けた医師しか処方ができない薬です。

※ADHDは、放出されたドーパミン等が過剰に「再取り込み」をされることで、神経伝達に支障が出ていると考えられています。

服薬の注意点

薬には、即効性があるものや、服薬を開始した2週間後くらいから徐々に効果が出て、8週間くらいで安定した効果が得られるものもあります。
ご自分の判断で、服薬をやめたり、量を調整したりしないで下さい。
他の診療科、病院を受診するときは、お薬を服用中であることを必ず伝えて下さい。
服薬中の車の運転、飲酒は止めて下さい。
女性の場合、服薬中の妊娠・授乳は避けることが望ましいです。あらかじめ医師に相談して下さい。
普段とは違う様子がみられたら、医師に必ず相談して下さい。
紙に書いて伝えることも有効です。

発達障害の方の家族や周囲はどう対応したらよいですか?

病気を理解する

発達障害は脳機能の問題です。本人の性格や努力不足の問題ではありません。
発達障害を「正しく」知ることが本人と家族への応援の第一歩です。

周囲の人との連携

周囲の人と連携体制を築いていきましょう。場合によっては、発達障害支援センター等の相談窓口の活用も有効です。

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